生活習慣病の予防
糖尿病
糖尿病は、血液中に含まれているブドウ糖が異常に多くなり、神経や目、腎臓などの組織や機能に障害が起きる病気です。初期段階ではほとんど自覚症状がないのです・・・。
自覚症状がないまま病気が進行すると、眠くなる、だるくなる、疲れやすくなる、視力が低下するなど様々な症状がでます。更に進行すると合併症を引き起こすことがあります(3大合併症:神経障害・網膜症・腎症)
・・・予防ポイント・・・
◯適正なエネルギー量を摂取する
◯栄養バランスを保つ
◯3食を規則正しい時間に摂る
高血圧症
血圧は、気温の変化や、緊張や興奮などの精神的な変化で変わります。一定の基準値より慢性的に高くなると、高血圧症と診断されます。
血圧が高い状態が続くと血管に過度な負担がかかり動脈硬化が進んだり、血液の流れが悪くなり血栓が出来やすくなります。
やがて、脳卒中、心筋梗塞、腎不全の生命に関わる合併症のリスクになります。
・・・予防ポイント・・・
◯過度の緊張やストレスを避け、飲酒・喫煙を控える
◯カリウムを含む食品を取る(豆類、芋類、野菜etc)
◯カルシウムを含む食品を摂る
◯たんぱく質を含む食品を摂る
心疾患
生活習慣との関わりが深い。
酸素や栄養は心臓を取り巻く冠動脈に血液が送られることで、心臓に供給されます。
虚血性心疾患:動脈硬化などで、冠動脈がせまくなることで、血液が十分に流れず酸素や栄養素が不足した状態になること。
狭心症:冠動脈が狭くなり血流が悪くなること
心筋梗塞:冠動脈が完全に詰まってしまうこと
高血圧、運動不足、肥満、ストレス、糖尿病、過労、喫煙、飲酒などが原因といわれています。
・・・予防ポイント・・・
◯十分な睡眠
◯適度な運動
◯喫煙を控える
◯朝は慌てずゆっくり起き上がる
脳卒中
脳の血管がもろくなったり、詰まったりして脳細胞に栄養や酸素を十分に供給できなくなる病気。
原因は、高血圧・糖尿病・脂質異常症・心臓病・肥満・大量の飲酒・喫煙・ストレスだといわれています。
・脳梗塞:脳の血管が詰まって血液が流れなくなる結果、脳細胞が壊死する病気。
・脳出血:脳内の血管が破れて出血する病気。
・くも膜下出血:脳を包むくも膜下とその下を走っている脳動脈が破れて出血する病気。
・・・予防のポイント・・・
◯適度な運動
◯休養、ストレス解消
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生活習慣病はその名の通り、
正しい生活を送ることで予防できます!
運動習慣、食習慣、上手な休養の仕方を身につけられると健康的な生活を送ることができますよ😊