老化を早める【テロメア】
老化や寿命の鍵となる【テロメア】
朝食を食べずに過ごす影響は、若いうちはなかなか気付きにくいもの。
すぐに太るわけでもないし、すぐに病気になるわけでもないので、自覚しづらいのですが、
50代になってからその影響がはっきりと現れるようになり、気づけば生活習慣病のリスクが上がっていきます。
これには、遺伝子情報を伝える染色体を保護するために、その両端についている遺伝子【テロメア】が深く関わっています。
テロメアとは?
染色体の両端にある【テロメア】は、通常生まれた時に約1万塩基の長さを持っており、細胞分裂を繰り返すたびに短くなっていきます。
おおよそ年平均50塩基ずつ短くなっていくとされ、5000塩基になると細胞が分裂できなくなります。
ところが急速な細胞分裂が生じるとテロメアの短くなるスピードも上がり、早くに細胞分裂が出来なくなり老化します、
細胞が老化した体の組織は機能低下し、生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。
【テロメア】を長持ちさせる生活習慣
ずばり!!
◯バランスの良い食事
◯規則正しい生活
◯運動習慣
です。
暴飲暴食、喫煙、肥満、不規則な生活をおくるたびに、
命の回数券【テロメア】を無駄遣いしてしまう。というイメージを持っていただけるといいのではないのでしょうか。
【テロメア】に良い食べ物
【テロメア】を長持ちさせる栄養素
◯葉酸
◯食物繊維
◯ビタミンE
などがあります。
特に葉酸は、遺伝子に直接必要なビタミンの一つです。
これらがたくさん摂れるのは全粒穀物や野菜、果物、豆腐など。
一方【テロメア】を縮めてしまう要因は
◯加工度の高いジャンクフードを定期的に摂取すること
とわかっています。
【テロメア】の大敵
◯睡眠不足
◯肥満
◯ストレス
やはり健康の基本は
バランスの良い食事と規則正しい生活、それから運動習慣につきます。
この本文を読んでいただき、【テロメア】の存在を知っていただいたと思うので、
テロメアが減らないような生活を意識してみてください。